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2009-01-17(Sat)

入選!

詩のコンテストで賞を戴きました。
このブログでも発表さして戴きます。
これは去年11月ラジオNIKKEIで募集がありまして、23日前後に書いています。募集元はてっきり禅宗の寺と思ったのですが、実の主体は婦人公論のようです。

「私の書いたポエム」あたたかい言葉では思いつかず、広義に解釈させてもらって、ありふれた「忘れ物」に傘をあて、対応する意外な忘れ物は何にしようか、考えながら書きました。これも最後の一行にオチがあるんです。つまりサブプライムローンです。

具体的には自分で撮った一枚の写真をタネに、いい加減な言葉を羅列して、繰り返し繰り返し、別な今日の忘れ物に行き当たる。そういう構成にします。ただ、このオチは11月26日では首かしげる。良くしたもので12月に入るとオチは効きます。今は効き過ぎ……

誰が書いてもそうなります。詩には予言性があって、書いた直後よりずっと後に、納得が行く場合があります。朗読を前提の詩はストーリーがあるか、繰り返しがあるのが面白い。私の詩は今回、後者になっております。

その番組自体が、ネットに収録され聴けるようになっております。
「日をしまう」という題で私は3等「婦人公論賞」になっております。
http://www.radionikkei.jp/poem-sp/ から2枚の写真の後、
「優秀ポエムの発表と愛語の解説」という表示をクリックして下さい。番組全体5分の2過ぎくらい。私hataの順番が回ります。男声での朗読の後、講評は詩人の井坂洋子さんになります。

日を仕舞う。
今日という、この日を仕舞う、もう夕暮れ。
いつものように暮れていく日の、日の仕舞い方。

お仕舞い終わり、後は明日。だが、しかし、
今日の持つ、かけがいのない意味を、私は汲み取ったか。
日の実感を落ちこぼし、流してはならないと、

CDの中で歌う、ノラ・ジョーンズの声のかすれ。
未練とも反省ともつかぬ、その思いまで、もう夕暮れ、
思いは収まらず体は疲れかかる。
よどんでは停滞する空気の、大気の厚みに、

日を仕舞う。
今日という、この日を仕舞う、もう夕暮れ。
いつものように暮れていく日の、日の仕舞い方。

お仕舞い終わり、後は明日。だが、しかし、
今日の持つ、かけがいのない意味を、私は汲み取ったか。
日の実感をこぼし、流してはならないと、

一日、私の息を吹き付けたが、そろそろお仕舞い。
交差するテールランプ、バスの排気も、もうお帰りの色。
朝の望みを、時間はあきらめへと押し流す。

忘れ物の傘はないか。まだ取りに帰れる……そろそろ難しい。
もう無理、無理そうト。車をUターンさせても、あきらめがささやく。
夕暮れの時間は忍び寄り、首から肩の辺りで乾いた匂いをさせる。

日を仕舞う。
今日という、この日を仕舞う、もう夕暮れ。
いつものように暮れていく日の、日の仕舞い方。

お仕舞い終わり、後は明日。だが、しかし、
今日の持つ、かけがいのない意味を、私は汲み取ったか。
日の実感をこぼし、流してはならないと、

私が忘れたんじゃない、無くした物、帰る家。
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番組からハガキが来ました。
曹洞宗のホームページに詩を載せるらしい。
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